学校授業@東山高校(2017.11.2)
11月2日に、京都市の東山高等学校で学校授業を行いました!
社会課題の解決に向けて企業や団体がどのような活動をしているのか知ってもらうことで、社会課題をもっと身近に感じてもらうことを目指していました。
SDGsナンバー当てゲーム
アイセックやSDGsについて紹介した後に、授業の本題である「SDGsナンバー当てゲーム」へと入って行きました。
ここでは、社会課題解決に向けての取り組みの例を示し、その取り組みがSDGsの何番と深く関係しているのかということを生徒さんたちに考えてもらいました。
例えば「カンボジアで女性の識字率を向上させるために、現地で活動してるNPOやNGOにソーラーランタンを提供する。すると女性が夜でも勉強できるようになっただけでなく、子ども達も母親とともに勉強できるようになった」という事例を取り扱いました。
この場合、「"女性" の "識字率"」というところから「#4 質の高い教育をみんなに」「#5 ジェンダー平等を実現しよう」と深く関係があり、夜に勉強することで学力を身につけた子ども達は将来貧困から抜け出すことができると考えられるところから「#1 貧困をなくそう」と深く関係があるとわかります。
生徒さんたちには4人程度のグループに分かれて何番に該当するのか考えてもらい、該当すると思うSDGsの項目が描かれたカードを掲げてもらいました。
単語から容易に類推できるものから、因果関係を考えないと答えにたどり着けないものまであったため、頭を使いながら考えてくれていたようです。
実例紹介
次に、紹介した取り組みを実際に行なっている企業を伝えました。
例えば先述のカンボジアでの例は、Panasonicが行なっている取り組みです。
また、ピコ太郎や吉本興業の芸人たちがSDGsを広める活動をしていることなども紹介しました。お笑いという親しみやすい分野の人たちによる取り組みを知ってもらうことで、さらに社会課題やSDGsというものを身近に感じてもらえたのではないかと思います。
最後に
受験を間近に控えた生徒達へエールを送り、社会課題への興味を持ち続けて欲しいことや、大学生や社会人になった時の選択肢にその解決も含んでほしいということを伝え、授業の締めくくりの言葉としました。
感想
これまで社会課題というものにあまり興味を抱く機会がなかった生徒さんに対して、社会課題が意外と身近にあることをゲーム等を通じてちゃんと伝えられたのではないかと思います。
生徒の皆さんの楽しそうな姿が印象に残る学校授業でした!